18卒の皆さんへ、17卒の就活日記

【暇なときにどうぞ片手間に読んでください】主に18卒の三年生の方たちの就職活動を応援すべく、17卒の就職活動に関して多角的に事実と意見を交えて書くブログです。ぜひ参考程度に読んでください。また、こんな記事書いて欲しいなどコメント等で募集します。

【リクエスト第一弾】成長している業界ってどこ?

初めて内容に関してリクエストいただきました。お題は「成長している業界や市場って何?」です。

最近、人工知能って流行ってますよね?すごい技術ですが、一方で機械に代替される職業が増えるなどの懸念の声だったり、人口減少で需要が確実に衰退している業界がありますね。

今日は、時代の流れが激しい現代において「これから成長するのではないか」と一般的に言われている業界に関して書こうと思います。注意してもらいたいのが、確かに事実も含めて書きますが、だからと言ってこれらの業界がこれから成功する保証はないので鵜呑みにしないように。

 

今回は一般的に成長業界と言われる業界をあるキーワードから紐解きます。そのキーワードとはズバリ「少子高齢化と②人口減少」です。

これ、マジで「あかーん」な問題です。

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 これは日本の人口変動の実績値と推計値です。

推計値の2020年以降から2050年くらいまでが僕ら世代が働く期間だと思いますがどうですか?なかなか変化がエグいんですよね。これがどういう影響を僕らにもたらすかというと、

 

少子高齢化:”生産年齢人口減少”と”老年人口増加”=”労働力の不足”と”老年人口を支える一人当たりの負担の大きさ”

(詳細)

65才以上の方は会社を定年退職されて、基礎年金をもらい始めます。この年金は、私たちが税金を支払って彼らに給付されますよね。この”老年人口を支える一人当たりの負担”というのは、要は高齢者一人が生活するための年金を何人の現役労働者で払うかということです。

2013年度は、65歳以上の方一人を、20歳〜64歳以下の方約2.3人で支えていたのが、2025年には65歳以上の方一人を、20歳〜64歳以下の方約1.8人で支えていくことになり、生産年齢人口にこれから属す私たちは、人数が少ない中でこれまで以上の働きっぷりをしなければいけないということです。

②人口減少:全体的に日本の人口減少=日本国内での商品・サービスの需要も減少

(詳細)

簡単な話で、日本での人口が全体的に減少すればその分需要も減り、前のような売り上げはあげられなくなるということです。

 

 

以上①、②が僕らが働く時代にもたらされる問題です。

で、この問題に介入し少しでも解決の途に結び付けようとするビジネスこそが一つの成長業界といえます!

なぜかというと、簡単に説明すると

問題があり被害を被る

被害を被っているからお金を出してでも助けを求める(=需要⤴️)

その助けを求める声に気付きビジネスを展開(=供給⤴️

ということです。

 

ではどんな解決方法があるか?

 

これらの問題に関してはまず、IT業界が期待されています。

簡単な話、ITの力で人間がやらなくてもいいような業務をカットすれば企業も助かるわけです。どんな業務をカットするかというと、例えば企業に取ってちょう大事なものは人・物・金です。その情報の一括管理をITの力に任せて業務をカットします。こう言った人間がやらなくても良くない?という情報処理をしてくれるシステムが今だいぶ需要を伸ばしているらしいです。

ホームページ | 大塚商会

オービック

Salesforce - セールスフォース・ドットコム - Salesforce.com 日本

グループウェア国内シェアNo.1 サイボウズ株式会社

(⇧一部、こんな企業があります)

 

またITでもう一つ注目されているは、インターネットを通じて国内や海外の優秀な人材に仕事を任せるクラウドソーシングというビジネスです。

クラウドソーシング - Wikipedia

(⇧wikiですが一応載せておきます)

要は、「この仕事もう終わらないから誰かやってええ〜」という「働き手を欲する人のニーズ」と「場所を選ばずに自宅や海外からでも日本の仕事をしたい」という「仕事を欲する人のニーズ」をマッチングするんですね。しかも日本国内だけでなく、これからの時代、日本とは違い生産人口が増えている東南アジアの優秀な人材に任せちゃうことも可能なんですね。しかも彼らは日本の仕事の方が賃金もいいので日本で仕事をすることに歓迎なんです。

クラウドソーシングなら日本最大級の「ランサーズ」

日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

(⇧一部、こんな企業があります)

また、②で書いた「日本国内の需要が減少し売り上げも伸びない」という問題に関しても、実は同じように東南アジアの生産年齢人口の増加に伴い、質の高いジャパン製品の需要が高まります。しかも、現地のトレンドなどに詳しい実際に向こうに住んでいるローカルの人にインターネットで仕事を頼み日本の製品を売ってもらえば売る上げも伸びるわけです。だから、このご時世「グローバル」という言葉が流行るんですね〜

 

 

そしてもう一つは医療業界が期待されます。

医療と言っても、何も医者になることだけがその全てではありません。例えば医療器具の専門商社だったりもいいと思います。しかし、個人的に需要のある仕事だなあと思うのはお医者さん、看護士さん、介護士さん、薬剤師さんのベストな希望に合う職場探しを手伝う医療系人材紹介業です。

みなさんが「需要があって必要とされてるから介護士になれ」と言われたらなりますか?おそらく、大学や大学院に行かれた方はその道を選ばないでしょう。一方で、正義感を持って実際にそう言った職に就いて、一生懸命仕事をしている人がいます。大変立派でありがたいことです。しかし、そういう人に限って、正当な休暇や対価を頂けなかったりします。理不尽な世の中です。それゆえに体がきつくなり辞めてしまい定着率が悪いのが現状です。施設側も人が欲しいのにやってこない。求職者もまた現場復帰したいけどまた悪環境だったらいやだなと働けない。このように需要と供給バランスの乱れを解消しようとするような人材業界の会社があります。

レバレジーズ キャリア株式会社

レバレジーズ株式会社

(⇧同じ系列の会社ですが上の方が医療特化の人材紹介、下の方がITの方でも説明したようなフリーランスの方などいろんな業界特化の人材コンサルとWEBサービスをしています。これらも一部企業です。)

 

書いていて疲れたので、そろそろまとめると

成長市場とは...

これ以外にもいろいろ種類はあるが、今回の話からわかることは日本や世界情勢から明らかにやばい問題(しかもその問題は私たちの生活も脅かしかねず、解決して欲しい需要でいっぱいなもの)を察知して、それに対して解決しようとアプローチする会社だったり業界全体を一つの成長市場と言える。

といったところです。

 

なので是非自分でも新聞を読んだりテレビのニュースを見たり、ネットニュースを読んだりして、社会にはどんな問題がはびこっていてそこにどんなソリューションがあるのかな?と調べてみると良いでしょう。また、問題だけを解決するだけが成長市場の要素ではないと思います。ゲームや音楽などのエンタメだって新しい形を提供したりして話題を集めたりしているのでそういう調べ方もありかと。